注文住宅を購入して間取りを考えようとしている方へ。
間取り図面を提案されて、これでいいのか、後悔しない間取り図になっているのか、わからず不安になったりしますよね。
そこで、すぎさんちの事例を元に、提案された間取り図面から「窓と扉」について、図面の窓・ドアの見方、注意するポイントや、後悔事例などご紹介します。あなたの図面はどうなっているのか、見返す材料にしてください!
【すぎさんちの事例】間取り図で窓の確認
すぎさんちの窓の詳細が書かれた間取り図はこちらです。
窓の説明は黄色の枠で囲った部分。全然イメージできないし、数字ばかりでスルーしたい…けど、ちゃんと見ないと…
この窓の数値の見方の説明がこちら(赤字はすぎさんの補足)
①窓の種類
窓の種類は、20種類以上あり、言葉だけではイメージがつかないので、どういう窓か設計士さんにカタログ等で写真を見せてもらってください。
<すぎさんちの窓の種類はコレ>
<すぎさんちの窓の種類>
◆引き違い窓:一般的な窓
◆横すべり窓:高いところにある窓はこれになってました。
◆縦すべり窓:2階の廊下の窓はこれでした。
◆FIX窓:開閉ができないタイプ。玄関の窓はこれです。
すぎさんの後悔ポイント
2階廊下の窓は「縦すべり窓」でした。これを「ルーバー窓」にすれば良かったと少し後悔してます。理由は、窓を全開にして風を通したいのに、家の敷地から窓がはみ出てしまうので、全開にできないのです。風は通るのですが…全開にしたかったですね。このちょっとしか開けれない事は住んでから分かった事でした。
②サイズ
これは、必ずメジャーをだして実寸をシミュレーションしてください。
実寸をだすと、意外に小さかったり大きかったり、高さも高かったり低かったり、イメージと違ってたりする事があります。
【間取り図修正あり】スタディコーナーの窓の高さ
ここは最初、設計士さんが外から目線が合わない方がいいだろうと、高めに設定されてました。すぎさんは子どもが勉強をしながら、外を見て気分転換できたらなと思っていたので、窓の位置をデスクより、少し上ぐらいに修正しました。
【間取り図修正なし】2階廊下の窓の高さ
ここも、設計士さんが外から目線が合わないようにと、高めの設定でした。外から見えてもシルエットぐらいじゃないかな…と思いましたが、そのまま変更無しで行きました。
見えない方が安心な方も多いとは思いますが、すぎさんは、やっぱり外が見たくなるので、顔ぐらいの高さにさげてもらえば良かったなーと思います。
【間取り図修正あり】窓の大きさ
リビングの窓は、大きいのをオーダーしました。
ご近所さんには、こんな大きいのに変更できたんだーと羨ましがれました。条件付きの注文住宅でもアレンジは色々できます。
【間取り図修正あり】窓の追加
リビングに太陽光を沢山取り込みたいので、高いところに2カ所追加。この高所の窓、付けて良かったです。換気にもなるし、目につかないし、光は入るし!
窓は家の部材で、値段が高いアイテム。気軽につけていく事はできないのですが、出来る範囲で検討したいですね。
③CPガラスの種類
ここも、設計士さんが外から目につかない方がいいだろうと、最初はすりガラス?曇りガラス?(透明ではないガラス)設定されてました。すぎさんは、全部透明に変更。だって外が見たいんだもん。確認をして良かったです。
④シャッターありなし
最後にシャッターありなしが書かれてます。ここは電動にすべきかを悩んだところですが、姉からのアドバイスで
電動にすると、いつか壊れる日が来るよ…そしてそれは高額な値段が発生するんだよ…だから、手動をお勧めするよ
電動シャッターは楽で、便利でしょうけど、このアドバイスで、手動決定です!
【すぎさんちの事例】間取り図でドアの確認
すぎさんちの間取り図でドアの見ていきましょう。
青い枠のドアは、スライド式のドア。
赤い枠のドアは、押して開くドア。
ここは、すぎさん提案された通りがいいんだろうなと思い、何の迷いもなくスルーしました。
住んでから思った事
スライド式のドアは、開けっ放しにしていても、ドアが邪魔にならないし、気にならない!
押して開くドアだと、開けっ放しにしようもんなら、風でバーンとなったりするので、いちいちロックが面倒臭い。
特に、2階の左下の部屋は、廊下の窓から風を通したいと思っていたので、スライド式で良かったなと思う部分でした。
ドアの種類で後悔している人もいました。念の為、ドアもチェックしてくださいね!