【図解で考える】悩む保育園選びのチェックポイント!後悔体験談あり

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子どもの保育園選びは、あっちの保育園もこっちの保育園も気になる…「保育園はやっぱり一番近いとこがいいな。でも本当にこの保育園でいいのかな…」色々と悩みますよね。その判断基準もママによって様々。

私の子ども2人は「勉強教育ガチガチ系の園(幼稚園」と「のびのび&少し勉強あり(子ども園:元保育園)」の園に別々に通ってました。方針がだいぶ違う2つの園。そこで色々感じた事をふまえて、園の中身にフォーカスして園見学でチェックポイントを図解で説明、また後悔体験談もご紹介いたします。

園見学に行く前にチェックして、ご参考ください!(こちらはあくまでも私個人的な考えが入ってます。事の良し悪しはご自身でご判断ください。)

目次

園見学(保育園・幼稚園・子ども園)のチェックポイント【図解】

この図を見て、ママの理想の位置はどのあたりですか?

園見学に行く時「この園はどのあたりに位置するのかな」とチェックして、自分の理想の位置との差異を確認していくと、行きたい保育園が絞られてきます。

では、この図をもっと詳しくみていきましょう。

園見学(保育園・幼稚園・子ども園)のチェックポイント【図解 縦軸:園のタイプ】

「勉強教育に力をいれている(幼稚園タイプ)」メリット・デメリット

「勉強教育に力をいれている(幼稚園タイプ)」は、図のような色んなカリキュラムを用意している場合があります。わが子が少しでも賢く育ってほしい…と思う親にとっては嬉しい要素が入ってたりしますよね。私立の小学校に行く子が多い幼稚園は、勉強要素が多いですし、そこまでカリキュラムがない幼稚園もあります。その幼稚園の方針によって異なりますので、ママがどういったカリキュラムがあったらいいなと思うのか、思わないのか、考えてみてください。

下記メリット・デメリットは極端なケースの参考例としてとらえていただければと思います。

メリット「勉強教育に力をいれている(幼稚園タイプ)」

例えば…
・色んな知識や経験をさせてくれるかも
・礼儀やマナーを身につけさせてくれるかも
・親ができない教育をしてくれるかも
・小学校に入った時、勉強が楽にこなせる部分が多いかも
・我慢強くなるかも
・習い事に通わせず、園生活の中で完了するかも

デメリット(極端なケース)「勉強教育に力をいれている(幼稚園タイプ)」

例えば…
・子どもがしたくない事が多いかも
・子どもが我慢してしんどい時間が多いかも
・先生が厳しくてストレスかも
・園に行きたがらないようになるかも

「のびのび遊びが多い(保育園タイプ)」とは?メリット・デメリット

子どもはやっぱりのびのびが一番でしょ!と思ったり、心が揺らぎませんか?
でも、最低でもひらがなぐらいは小学校入る前に読めるようになってくれると安心なんだけど…とまた逆軸の思いがでてきたり…

下記メリット・デメリットは極端なケースの参考例としてとらえていただければと思います。

メリット「のびのび遊びが多い(保育園タイプ)」

・のびのび自由で子どものストレスは少ないかも
・怒られる機会が少ないかも
・厳しくない(ゆるい)先生が多いかも
・自分の好きな遊びができる時間が多いかも

デメリット(極端なケース)「のびのび遊びが多い(保育園タイプ)」

・しつけマナーがしっかりできてない子になるかも
・いつも同じ事ばかりして、身につくような事がないかも
・小学校入った時に、いきなり椅子にじっと座って勉強できないかも
・小学校に入った時、幼稚園あがりの子と比べて劣等感を持つかも

【図解縦軸:まとめ】考える流れ①~③

【①】ママの外せない要素あったらいいな要素など優先順位をつけて洗い出してみてください。

この洗い出しができれば、縦軸のだいたいどの辺りが理想か、目安ができると思います。(私の洗い出し要素は下部にご紹介してます)

【②】お子様はどんなタイプ・性格ですか?

子どものタイプなんか、まだ0歳、1歳でよくわからないかもしれませんが、わかる範囲で考えてみてください。

例えば、動き回ってヤンチャな感じがする子だなと感じたら、のびのび系の保育園の方がストレスが少なく過ごせるかもしれません。また、じっと観察して動くタイプの子、マネばかりする子は、幼稚園に入ると学習した事をどんどん吸収していくかもしれません。

【③】①の要素と、②のタイプをみて、縦軸の位置をもう一度、確認してみましょう!

私の個人的な意見としては、バランスが重要かなと思います。
全くお勉強系がないのも心配になりますし、かと言って、厳しい事ばかりだとしんどいでしょうし、のびのびかつ、お勉強もあるようなところ・・・近年、保育園と幼稚園を合わせた「こども園」ができてますよね。この「こども園」は保育園と幼稚園のいいとこどりだと思ってます。まさにバランスがとれたグラフでいう中間地点あたりになるような園ではないかと思います。(これも園によって、方針は全然違いますので要確認ですが)偏りがどちらかに行き過ぎてないところが、後悔する可能性も少なくなるような気がします。

園見学(保育園・幼稚園・子ども園)のチェックポイント【図解 横軸:園風】

愛が溢れる保育園とはどんな保育園・幼稚園でしょうか?
「先生と園児の笑顔が沢山溢れてる園」は愛が溢れているという捉え方。また、教育熱心なカリキュラムを実施している園で「子ども達が笑顔なく集中して取り組んでいる」これも愛があるからこそ、教育してくれているのであって、愛が溢れているとも捉える事ができるかもしれません。

難しい部分ですが、ここでは先生の対応から「感じる雰囲気(社風ならぬ園風)」と「笑顔の総量」で判断してみようと思います。

先生の対応から「感じる雰囲気(社風ならぬ園風)」をチェック!

電話対応

園見学は行く人数が多いので、その予約を受ける園側の対応は大変だと思います。
でも、そこでもいつもの園の姿勢がとてもよく表れてるなと感じる部分でもあります。

電話パターン①
「●●園です。」「●●と申します。こんにちは。」「…(無言)」「園見学をしたいのですが」「お日にちはいつですか?」

電話パターン②
「●●園です。」「●●と申します。こんにちは。」「こんにちは!」「園見学をしたいのですが」「ありがとうございます!」

この違い、わかりますか?挨拶ありなし、感謝のありがとうのありなしの電話対応。些細な事かもしれませんが、こういう部分からにじみ出る社風ならぬ園風を感じとれると思います。

電話は、繊細なコミュニケーションツールで、感じのいい対応、機械的な対応、色々ですよね。人によって違う部分もありますが、総じて感じのいい先生がいる園は、そういう先生が多い気がします。

見学時の対応

園見学の対応も、先生方は何度も何度もしていて、本当に疲れると思います。
ですが、ここでもやはり、先生の対応がいい(感じがいい)ところと、素っ気ない機械的な対応(感じがよくない)とあります。「笑顔」いっぱいで対応してくださる園は、他の先生も笑顔で挨拶をしてくれて、園児たちも笑顔が多い気がします。

「笑顔の総量」をチェック!

「笑顔」は簡単にチェックできますね。

・先生の笑顔
先生の見学時の対応でもわかりますし、見学時に各教室にいらっしゃる先生の笑顔も見れます。

・園児の笑顔
見学時に園児達の笑顔も見れます。
何かに集中して笑顔がないのはいい事です。笑顔以外にも表情から伝わる部分を感じてください。

これらの肌感は、その対応してくださる先生にもよりますし、必ずしもあっているわけではないのですが、こういう社風ならぬ園風の中で、我が子が楽しんで過ごせるのを想像してみて、「いい!」と思うのか、「ちょっと…」と思うのか、指標の1つとして判断してみてはいかがでしょうか。

後悔などの体験談3つ

①子どもの築き上げた財産を捨ててしまったかも

子どもが築き上げた財産とは「友達」です。
保育園だろうが幼稚園だろうが、どんな環境であれ、この幼少期をずっと一緒に過ごしてきた友達は宝です。年長になる頃にはすごい絆を築けてるお友達がいると感じます。

私の失敗談が、小学校の校区外の保育園を選んでしまったこと。

今まで絆を深めてきたお友達の殆どとお別れをしないといけなかったこと。この築き上げてきた財産をここで捨てさせる事になり、本当に我が子に申し訳ない思いでいっぱいになりました。保育園の内容よりも、この友達の繋がりをずっと持たせてあげれる校区内を1番優先して考えてあげるべきだったと、後悔してます。

「友達」は一生の宝。園は家の校区内(小学校が一緒になる園)であるか確認

②発達障害のがある子に対しての対応

発達障害をもつ子、グレーゾーンな子、色んな子どもがいます。我が子ももしかしたら障害をもってるかもしれません。そんな時の園の対応はどのような感じなのか、私は確認してきました。

ある園では、
「そういったお子様は、登園での生活はしんどいと思われるので、転園のご提案をさせてもらってます」と言われました。

また違う園では、
「その子専属で先生をつけて、皆で助け合いながら一緒に過ごします。」

どちらがいいのでしょうか。私は今の時代、共に生きる環境である方が、そうであっても、なかったとしても、いいと思います。こういう質問も大切かと思いますので、ご参考ください。

多様性に園側が順応しているかの確認

③鼓笛隊は先生や親のエゴかもしれない

鼓笛隊を熱心に取り組んでいる幼稚園、ありますよね。そこで先生をしている知り合いの話ですが、

「鼓笛隊の練習はキツイ。「やる気ないんだったら帰りなさい!」と怒鳴られる事もしばしば。でも子ども達がそれをしたいかというと、おそらくそんなモチベーションの子はあまりいない。園側のエゴ、”こんな事ができるのね!”と親を喜ばす大人のエゴに感じる」と・・・

それを聞いて鼓笛隊に取り組んでいる幼稚園の見学の時、聞いてみました。

(会話)
「鼓笛隊の練習は厳しいですか?泣く子はいますか?」
そこの園長先生は「もちろん、泣きながらさせる子もいます。でも、本番当日、上手くできたその子は満足感に溢れた表情となります。それを親御さんが、厳しいからかわいそうだと思うかどうかです。」

ある園では「音楽の先生は熱が入り、厳しく叱ることもありますが、他の先生がフォローに入るので安心してください。」と言われました。

私の1人目の子どもは、教育カリキュラムも入ってるのびのび系の保育園(こども園)で、2人目の子どもは、勉強教育がっつり系の幼稚園に入りました。運動会を見ると、子ども達の表情は違うなぁ…と感じました。幼稚園の鼓笛隊は間違えないように、笑顔1つなく、頑張ってました。保育園の運動会はわちゃちゃわちゃちゃ、整列もぐちゃぐちゃですが、楽しそうでした。どちらがいいのでしょうか。

チェックリスト

このチェックリストは、ママの考えを書いて完成となります。十人十色なチェックリストとなりえると思います。

不要な項目は削除してください
★(例)であげているのは、私個人的なリストですのでご参考までに捉えてください。

【チェックリスト7つ】
<園の中身>——————————————————-
①教育プログラムの確認

 ■ママが絶対に外せないリスト
  (例)ひらがなのお勉強はあるか?
  (例)英語の時間はあるのか?
  (例)体育の時間はあるのか?

 ■ママがあったらいいなリスト
  (例)スイミングの時間はあるのか?
  (例)保育園で実施している習い事はあるのか?

②先生の対応から「感じる雰囲気(社風ならぬ園風)」をチェック!
 ■電話対応
 ■見学時の対応

「笑顔の総量」をチェック!
 ■先生の笑顔
 ■園児の笑顔

④発達障害がある場合、どんな対応になるのか

<基本項目>——————————————————-
⑤この園は小学校の校区内かどうか

⑥保育時間の確認
  (例)保育可能時間(延長保育含めて)は何時から何時まで?
  (例)土曜保育はある?

⑦設備の確認
  (例)走り回って欲しいからグランドは必須!
  (例)オムツは紙?布?

※他に気になること

図解を見返そう

最初の縦横軸に戻りましょう。

色んな保育園・幼稚園・こども園の見学に行き、園の中身を知り、そして園風を感じる。そしたら、このグラフのどの位置にくるのかチェックをいれてみてください。

分布図ができると思います。

そこから、絶対条件など合わせて考え、希望順位を決めると、納得して入園できると思います。

結果、どこにいっても、隣の芝生は良く見えたりします。どんな経験も時間もその子の糧となってるはず。希望した園に入れるかどうかもわかりません。 親御さんの優先順位と、子どもの性格を想像して、一番いいバランスのところを選んで、後は運命にしたがうまでだと思います。

最後に、マイホームの購入がまだなら、小学校入るまでに!

子どもが初めてママと離れて新しい環境に入り、頑張り築き上げる幼少期の時間。できるだけ、引っ越しなどで途中で転園することになり、リセットさせたくないですよね。マイホームの購入のタイミングはできれば、子どもが保育園に入る前に!入った後だとしても、できるだけ低年齢のうちに、子どもが育つ環境を決めてあげることをおススメします。

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