「2階のお風呂」めんどくさい?後悔するデメリットは?

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家の間取りを考える時、2階をお風呂にしようか、1階をお風呂にしようか、悩みます。
2階お風呂は洗濯導線が良くて便利そうだけど、王道は1階リビングで1階お風呂。その理由は?

例えば、メリットの洗濯導線の良さ、デメリットの水漏れのリスク。

可能性が低い水漏れですが、それが起こった時の修繕が大変…そのリスクを回避するのか、日々の生活のメリットを優先するのか、他のメリット・デメリット、口コミをふまえて、後悔しないプランを考えてみてください!

目次

【メリット】お風呂が2階の間取り

  • リビングなど1階フロアのの空間を広くとれる!
  • 洗濯導線が楽!
  • 来客時でも、お風呂に入ってスッピンのまま出れる!
  • お風呂の窓を開けやすい!

詳しくみていきましょう!

リビングなど1階フロアのの空間を広くとれる!

普通の浴室(ユニットバス)の広さは、1坪~1.25坪、脱衣所も1坪~1.25坪とすると、合わせて2坪から2.5坪ぐらいです。(4畳~4畳ちょっと)

その分、皆が集うリビングの空間を広くとれたり、畳スペースを設けたり、玄関にウォークインクローゼットを設置したり、パントリーを作ったりと、その約4畳分の空間を有意義に使えるのは嬉しいですよね。

ただし、洗面所を1階にも設置した方がいいので、その分を差し引いた空間になりますのでご注意ください!

1階フロアの空間を広くしたい思いが強い人は、2階のお風呂がお勧め!

洗濯導線が楽!

ベランダで洗濯物を干す場合、1階に洗濯機があると、階段を登ってべランダまで、重い洗濯物を運ぶのは意外と大変です。その移動距離が短い、階段を登らなくていいという事は、ママにとってはとても楽で嬉しい事ですよね。

また、取り込んだ後、収納する場所も2階の各部屋だったりするので、下記図のように「洗う→干す→収納→着替える」が全て2階で完結します!なので、1階に衣類が散らかりにくい事もメリットですね。

洗濯は毎日の事なので、この家事の負担を少しでも軽減できるのは大きなメリットとなるでしょう。

ベランダで洗濯物を干すなら、2階洗濯機(2階お風呂)はお勧め!

もっと「洗濯」という家事の負担を減らすなら!
衣類乾燥機(ガス)「乾太くん」がお勧めです!共働きなら必須!後から取り付けなかった事を後悔する人も多数…家を建てる時だからこそできるアイテムです。

来客時でも、お風呂に入ってスッピンのまま出れる!

1階お風呂とリビングが繋がっていると、来客時にお風呂上りの状態を見られることになります。子どもがいると、早めに一緒に入ったりします。折角、顔を洗ったのに、また化粧してリビングに出るなんて…嫌ですよね。

でも、2階にお風呂があるなら、そんな事はお構いなし!そのまま寝室で子どもと過ごして寝れます。

とはいえ、おじいちゃん、おばぁちゃん、親戚なら、まだ気にしないかもしれませんが、晩御飯を一緒にするような来客の頻度はどのくらいでしょうか?

来客が多い家庭は、2階のお風呂がお勧め!

お風呂の窓を開けやすい!

1階のお風呂で窓を開けながら、入るのは覗かれそうで怖いですよね。その点、2階のお風呂なら、その心配はなくなります。周りの家の状況にもよりますが、目につかないようであれば、見晴らしがいい窓を設置する事も可能です。お風呂時間を楽しみたい方にはお勧めですね!

【メリット:口コミ】お風呂が2階の間取り

「すぎさんちの感想<1階お風呂の間取り>」(ページ下部へジャンプ)
 →住んでみて「2階のお風呂の方が良かった」と後悔する点
 →住んでみて「2階のお風呂にしなくて良かった」と思う点

【デメリット】お風呂が2階の間取り

  • 2階の部屋が狭くなる
  • 2階洗面所には空調がないので、夏は暑く、ドライヤーができない
  • 泥だらけの子どもが帰ってきた時は大変
  • 洗濯機が完了したのがわからない
  • 子育てのしづらさ①:お風呂事情<1歳~6歳ぐらい>
  • 子育てのしづらさ②:2階で行う洗濯物の家事<1歳~4歳ぐらい>
  • 費用がかかる
  • 水圧が弱くなる
  • 水漏れの心配
  • 老後の心配
  • 売却時、なかなか売れない可能性

2階の部屋が狭くなる

1階を広くした分、2階の部屋が狭くなります。みんなが集うリビングなどの広さも重要ですが、子どもが大きくなると、部屋にいる時間も長くなります。各部屋の大きさが問題ないかどうか、確認をしましょう。

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2階洗面所には空調がないので、夏は暑く、ドライヤーができない

一戸建ての夏の2階は、モワーンと暑さがこもって、一瞬で汗が吹き出る時期もあります。そんな2階にある脱衣所にはもちろん空調がないので、お風呂から上がった時、モワーンと暑さがやってきます。

ドライヤーで髪をかわかそうものなら、汗がでてきて、折角お風呂でキレイになったのに…となります。

結局、冷房がきいた部屋で髪をかわかす事になります。サーキュレーターを置いて、その暑さを回避する対策もありますが、デメリットの要素は少し残るかもしれません。

泥だらけの子どもが帰ってきた時は大変

子どもが泥んこ遊びした後、部活で野球やサッカーなど、泥まみれになるスポーツをして帰ってきた後、家の階段を登って、洗面所まで…

通る導線が汚れていきます。

階段の拭き掃除が頻繁になるかもしれません。

とはいえ、そんな時期は何年ぐらいでしょうか?短いのか、長いのか、それがストレスになるのか、ならないのか、想像してみてください。

洗濯機が完了したのがわからない

ささいな事ですが、洗濯機の終了の音が下まで聞こえない場合もあります。その場合は、自分で時間を把握する必要がでてきますね。

子育てのしづらさ①:お風呂事情<1歳~6歳ぐらい>

子どものお風呂事情で、イライラするご家庭も多いのではと思います。お風呂にすんなり入ってくれたり、すんなり出てくれる子なら、デメリットにはなりません。

<こんな場合、お風呂に入るのが大変になります>
・母「お風呂に入ろう!」→子「いや。」(もっとおもちゃで遊んでたい)エンドレス。
・母「そろそろお風呂から出ようか!」→子「いや。」(もっとお風呂で遊びたい)エンドレス。

もーーーどうしたら、入ってくれるの!?出てくれるの!?(イライラ)

こうなると、手段は限られてきます。気長に待つ(←時間がない)、説得を続ける、先に入る、無理やり入れる。ここで、先に入るに焦点をあてると…

なかなかお風呂に入らない時「先に入っとくから、呼んだら来てよ!」と言える?

<1階がお風呂の場合>
→1人でお風呂場に来れる。
→リビングの状況を、声をだして確認しあえる。必要ならすぐに出て確認できる。

<2階がお風呂の場合>
→子どもが1人で階段を登る必要がでて危険なので、先に入れない。
→リビングの状況を把握できない。危険な状態になってないか心配なので、先に入れない。

<すぎさんちの場合>
すぎさんちの子の場合ですが、置いていかれて、先に入られると、やっぱり気になるみたいです。このまま、入ってこなければ、どうしようかな…と思うのですが、チラっと覗きに来たり、「もうお母さん出るから、○○ちゃんはお風呂入らなくていいんやね?」と叫ぶと、最終的には入ってきます。

なかなかお風呂から出ない時「先に出とくからね!」と言える?

<1階がお風呂の場合>
→お風呂場を確認しながら、家事ができる。

<2階がお風呂の場合>
→1階に降りるとお風呂の状況をすぐに確認できないので、2階にいる必要がある。

どちらにせよ、お風呂で溺死の危険性がある為、お風呂場から離れないのがベストではあります。低年齢時は、1人では危険です。離れる場合は、すぐに確認できる状態にしておく必要があります。

兄弟がいる場合「先にでといて!」と言える?

下の子がまだお風呂からでないので、上の子だけ、先にでるケースがあります。
これも上記同様、リビングの状況をすぐに確認できる安心感がありますね。1人で出たはいいけど、裸のままリビングで遊んでる事も多々ありますが…

これらは、子どもの年齢や性格にもよりますので、一概には言えませんが、お風呂場とリビングが近いと、小さい時期の子育ては安心要素が多いかとは思います。兄弟姉妹が増えれば、また目が離せない時期は延長します。ですが、そんな時期も少しだけ?なのか、まだまだ続くのか?長い目みるとそれほど重要ではないのか?重要なのか?

子育てのしづらさ②:2階で行う洗濯物の家事<1歳~4歳ぐらい>

2階にお風呂・洗面所(洗濯機)がある場合、2階で洗濯物を干して、取り込んで、畳む、全て2階で完結するのをメリットとしてあげましたが、小さい子どもがいる場合、そう理想通りにはいかない事も多々あります。

小さい子どもがいる生活は、とかく目が離せないもの。動き回れるようになる月齢(1歳ぐらい?)から4歳ぐらい?までは、リビングに子どもを置いて2階へいけません。どこで頭をぶつけるかわかりませんし、何か口に入れてるかもしれませんし、まだまだ見守る必要がある年齢の時は、2階へ連れていかないといけません。

すると、洗濯物の家事が思い通りにいかない事態になってきます。

例えば、
「抱っこーーー!」と抱っこをせがまれ、畳めなかったり、
「2階いやーーー!下いくー!」と言われたり、
「遊ぼー遊ぼー!」と言われたり、
「洗濯一緒にやる~♪」となかなか進まなかったり…

そんな時期も数年かもしれませんが、兄弟姉妹ができると、また延長されていきます。結局、洗濯物を1階まで運んで、畳まないといけなくなったりするかもしれません。

費用がかかる

2階にお風呂を設置するということは、水漏れがしないように床の耐久構造をあげる必要や、パイプを伸ばす必要など、建設時の設備が追加で必要となってきます。

また、1階に洗面所がない状態となるので、帰宅後の手洗いをキッチンでするわけにもいきません。追加で洗面所が必要となりますので、その追加費用も発生します。

2階にお風呂&洗面所をもってくるなら、1階に洗面所を追加で必要!

水圧が弱くなる

給湯機は1階にあるので、そこから2階への配管をあがって、給湯するとなると、水圧が弱くなると言われてます。特にオール電化の場合、水圧が弱くなりがちなようですが、高圧の給湯機を設置すれば問題なくなる場合もあるので、施工会社さんには、水圧が問題ないかどうか、しっかり確認と相談をしましょう。

水漏れの心配

2階に水回りがあるという事は、1階に水漏れを起こすリスクがあるという事です。そのリスクは、10年後、20年後、30年後、いつ起きるのか、また起きないのか、わかりません。2階からの水漏れの場合、どういう大変さが構造上起こり得るのか、確認だけでもしておいた方が心構えになると思います。

老後の心配

老後、足腰が弱くなってきて、階段の登り降りが辛くなってきた時、2階のお風呂はしんどいかもしれません。また、両親と同居しないといけない時が来た時も同様です。

老後を見据えると、1階で生活を完結できる状態、バリアフリーにしやすい状態の方が、リフォームするにしても費用は抑える事ができます。

その時が来たら、売却してマンションに引っ越ししたり、その時が来たら、建て直しをしたりなど考えがあれば、問題ないかもしれませんね。

売却時、なかなか売れない可能性

2階のお風呂は、中古であればあるほど、水漏れなどのリスクもあがってくるので、売り辛くなる事が予想されます。売る事を念頭に置いてる方は、無難な間取りで1階にお風呂の方が、需要も多くあり売りやすくはなるので、2階お風呂の間取りはしない方がいいかもしれません。

【デメリット:口コミ】お風呂が2階の間取り

すぎさんの感想<1階お風呂の間取り>

すぎさんの場合→1階にお風呂を設置!

1階お風呂にした理由

・生活導線は短い方がいい(子育てや家事を考えて)
・すっぴんでも気にしないタイプ
・洗濯物のベランダ干しは週末のみ、平日は衣類乾燥機「乾太くん」にたくす予定
・お風呂の窓は、入ってる時に開けたいと思わないタイプ
・1階フロアは広くとりたい→断念。

住んでみて「2階のお風呂の方が良かった」と後悔する点

・友達が来る度に、洗面所にある歯ブラシや歯磨き粉、コップなどを片づけないといけない
→2階に生活する為の洗面所があり、1階は手洗いのみの洗面台なら、このめんどくささはなかっただろうなと思います。

・着替えを2階に取りに行くのがめんどくさいので、衣類を1階の収納に入れていくと、溢れかえってくる。
→2階で脱ぎ着るが完了するなら、1階に衣類を置く必要はなく、溢れかえる事もなかっただろうなと思います。

・洗濯物を畳むのを1階ですると、散らかる。
→1階の衣類乾燥機「乾太くん」で乾燥させた後、1階で洗濯物を畳むので、サッとできればいいけれど、放置した場合、1階フロアが散らかります…

住んでみて「2階のお風呂にしなくて良かった」と思う点

上記「子育てのしづらさ」の項目であげた通り、子どもが小さい0歳~6歳ぐらいまでは、お風呂とリビングが近くて良かったなと思います。2階にお風呂があったら、子どものお風呂事情に時間が束縛されて、イライラがつのり、子どもを叱ってただろうなと思います。

洗濯物も衣類ガス乾燥機「乾太くん」を設置したので、家事の全てが1階で完結します。

2階へ行くのは寝る時だけ。

隙をみて洗濯物を衣類ガス乾燥機「乾太くん」から取り込んで、遊ぶふりして洗濯物を畳んだりと、子育てしながら、家事を1階だけで完結できるのは、良かったなと思います。

乾太くんの横にファミリークローゼットを設置すれば、1階が散らかる事もなく、1階で完結でき、最高だっただろうなと思います。広さがあれば、できた事ですね。

まとめ

何を優先するかが、決め手となり、正解はありません。可能性が少ないリスクに備えるのか、数十年後の事を見据えるのか、今の生活の利便性・快適性をとるのか、子育てのしやすさを優先するのか。ご夫婦で考えて、後悔の少ない決断をできますように!

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