マイホーム(新築一戸建て)を購入する際、本当にこの土地でいいのか、この物件でいいのか、この不動産会社でいいのか、…など、色んな事にとても不安になります。その判断基準等、私が自分の家を建てた経験を元に、これから建てる方が、できるだけ失敗しない家づくりができるような情報をお届けします!
必須!土地情報の確認リスト7選!(調べて分かる事)
ハザードマップで地盤のチェック!
市役所のホームページに”防災ハザードマップ”があるはずです。そこに災害時、水害や地震時の被害想定図があると思うので、その場所の地盤を確認してください。例えば、海の近く、川の近くだと台風・大雨の時には、水害を受ける可能性が大きく、そういう地域はこのハザードマップが真っ赤に記されています。大事なマイホームが水浸しにならないよう、事前に確認して、そういう土地は避けるようにしましょう。
スーパー、ドラッグストア、病院、保育園、学校、公園の位置を確認。
これは基本的な事ですが、生活する上で関わる場所と経路・時間を想像して、しんどくないか、不便ではないか、事前にシミュレーションをしておいてください。
スーパーの買い物が遠いと毎日がしんどくなりませんか?保育園の送り迎えの場所、病院・学校・公園などなど、一つ一つを地図で確認し、現地を見に行き、パートナーの方と優先順位を考えて、妥協できる点、できない点を確認してくださいね。
あなたとパートナーの優先順位を書き出してみましょう!
【場所の確認&優先順位を決める項目リスト】
1.スーパー
2.ドラッグストア
3.病院(総合病院/歯医者/眼科/耳鼻科)
4.駅
5.バス停
6.保育園/小学校/中学校
7.公園
8.家の方角
駅の位置を確認!
通勤に電車を使うなら、駅の位置は、重要度が高いかと思います。また、将来お子様が電車通学をする可能性もあります。自転車で行くなら、駐輪場の有無なども確認しましょう。
駅近でいい場所と思われる所も要注意!
電車の路線が近いと電車が通る度に騒音がして、生活が苦になるケースもあるので、要確認です。
バスルートを確認!
バスルートの重要度はそれぞれだと思います。色んな事を想像しながら、念のため確認しておいた方が安心かと思います。
・雨の日・雪の日は、駅までバス通学・通勤するかも。
・お酒を飲んだ日、駅からバスを使って帰るかも。
・お客さんが来る時、バスを使ってもらうかも。
・ケガした時、バス移動になるかも。
・老後に、バス移動をするかも。など
すぎさんちの近くの停留所は、なんと平日しか運行しておらず、お客さんが来る土日祝にご利用いただけず、タクシーですみませんっ!となりました。そんなケースもあるので、必要な方はルートだけでなく、時刻表も確認した方が安心です。
ゴミ焼却場、工業地帯など確認!
工場が集まっている所や、ゴミの焼却場が近くにある場合、少し気になります。基本的には影響ないように考えられているはずですが、イレギュラーな事態も起こりえるので、ネット等で情報を集めて確認しておく方が良いかと思います。
家の前の道路が抜け道になっていないか!
子どもがいるご家庭では、車の抜け道になっている道路が家の前でない方が安全ですよね。
朝・夕だけ、ビュンビュン通る所もあります。私の家の近くでは、国道と国道を繋ぐ抜け道があり、いつも車が沢山走っているにも関わらず、そこに歩道がないΣ(゚д゚lll)
ここは自転車で通っていると車がスレスレで通るのでとても怖い道です。
この道は子どもに通ってほしくない道です。こういった事も住んでからわかりました。
その近くの家も検討していたので、今となっては、そこを選ばなくて良かったと思います。なので、家から出る主要道路など、そういう目線でも確認しておくと安心かと思います。
個人的には…南向きは必須条件!
太陽の光は、人を明るく、前向きに、元気にしてくれます!(^^)!
南向きのデメリットでよくあげられてるのが、”紫外線によって壁紙や床、書籍などが傷みやすい””光熱費がかさむ”などがありますが、私の実家も南向きで数十年暮らしましたが、傷みなども気にならず、今は新築2年目ですが、光熱費も気になる料金には至りませんでした。(あくまでも私は…の話しですが。)私は今までマンション等、10物件ぐらい住んだ事のある経験から、(北向き、南向き、色々ありました)南向きは絶対に外せない要素となりました。
【南向きが必須な理由】
1.日中、電気をつけるのが嫌。
2.太陽の光をたっぷり浴びて、洗濯物やお布団を干したい。(ベランダも南向きの場合)
3.休日に気持ちの良い日差しが入るだけで幸せ~♪と幸せ感を味わいたい。
4.部屋が明るいと、子ども達にとって、前向きで良い影響を与えてくれるはず!
毎日の洗濯物が乾き辛くなると、臭いも気になったり、洗濯物が片付かなかったりと、色々ストレスたまると思います。
(我が家は乾燥機(乾太くん)があり、それをおススメしてたりするんですが(;^ω^))
友人も、我が家に来て、「やっぱり南向きはいいなぁ」と呟いてました。
土地柄の情報収集方法4選!(調べてもわからない事)
複数の不動産営業マンに聞く!
物件を探している初めの段階は、おそらく、その地域の不動産屋さんを多数を訪問していると思います。(というか、訪問してください! )
そして不動産屋さんに、土地柄の事について聞いてください。
「〇〇市で、お勧めしない土地はありますか?」
「〇〇町の土地柄はどうですか?」
「あそこの道路より向こう側はあまりいい評判をきかないですね…」
「〇〇町は昔から荒れてますね、最近はマシにはなってるみたいですが、その名残はどこかにあるかもしれませんね…」
「〇〇小学校はあまりいい噂はきかないですね…」などなど
色んな営業マンに土地柄を聞いていくと、だいたい同じような答えが最終的に集まってきます。
若い営業マンよりも、年配の方の方がその辺り、より詳しいと思います。
そして、人気のない土地は、はやり少し価格が安いです。後々なるほど…あそこだから、あの値段だったのかと腑に落ちてきます。
私は子どもの事も考え、こんな質問もしてました。
「どの校区が人気ですか?」
「〇〇中学校は進学率がいいみたいですね。」
私はその校区で検討しましたが、その辺りの物件は高額で、そこを購入できる人、つまり”お金に余裕のある家庭”は進学率も高くなるわなと思いつつ、私は断念しましたw
注意すべきポイントは、営業マンは売りたい物件のデメリットは、もちろん教えてくれません。自分の物件を選んで欲しいから、その他地域を悪くいう…営業マンもいるかもしれませんが、トータル的に、何を信じるかはあなた次第です。
【注意!】
営業マンは、売りたい物件の場所のデメリットはもちろん教えてくれません。
重要なのは、色んな不動産屋さんに聞くという所が大事!
地元の居酒屋、喫茶店へ行って話しをきく!
カウンター越しで話せそうな居酒屋や、喫茶店に行って話しをしてみてください!
常連さんがいつもお酒を飲んでそうな店があるなら、入って飲みながら、店主ないし常連さんっぽいお客さんに話しかけてみるのも、大変有効な手段だと思います。
きっと、地元民は皆知ってるよ?的な情報を教えてくれると思いますよ!(^^)!
ただ、時代が変わって、昔の話しと今の話しが違う事もありますが…その辺も踏まえた上で。
決める前に、第3者の新鮮な目と感覚で意見を聞く!
これは、この土地でいいんじゃないか!と契約寸前の段階の話しです。
私は、この時点で、母・姉を現地に連れていき感想をききました。
この土地なんだけど、どうかな…?
「なんか嫌。何がっていう事があるわけじゃないけど…」
「もっといい所があると思う。」
と言われ、契約する気満々だった所を、一度断念しました。
自分の中では、値段も場所もお手頃やし、ここが最高やん! と思っており(というか、思いたくなっていて)通常の感覚がマヒしている状態になっていました。
その時は「えー?何でー?何が悪いん?」と少し逆切れ気味で落ち込みましたが、”何か嫌”と二人に言われて、やはり買う気は一気になくなりましたw
こういう事もあるので、決める前には、親・兄弟姉妹、またはズバッと率直な感想を言ってくれそうな友人を現地へ連れていき印象・意見をきいてください。
つまり決める前に、第3者の新鮮な目と感覚で意見を聞くというのは、やはり大事だなと思いました。
今振り返ると、あそこの土地にしなくて良かったなと思います。
近隣の車・バイクなどを見る!
これは、車・バイク好きの友人から教えてもらいました。
「車・バイクを見れば、どんな人が住んでいるのかわかるよ!」
でも女性である私には、その観点は全く興味と知識がなく、わかりませんでしたw
男性の方なら、その辺りピンとくる方多いかも?
ご参考までに。
登下校の子どもたちを見る
登下校の子ども達の様子を見るのが、一番校風がわかると専門の方が言ってました。
確かに、身なりや雰囲気が、学校によって異なります。
自分の子どもが、その学校から、その友達の中で楽しく遊んでいるのが想像できれば安心ですね。
同時に建てる家が多い区域のメリット・デメリット!
不動産会社はある程度の土地を抑え、数軒~数十軒、一斉に建てていくケースと、一つの空き地を単発で売るケースとあるかと思います。どちらも、ご近所さんとの関係を想像しておくことも重要です。既に住んでいる人達は、ある程度観察しているとわかると思います。数軒~数十軒、建てていくケースは、どんな人が入ってくるのかはわかりません。こういう環境は、人によって異なりますがメリットデメリットがあるので想像しておいてください。
【まとまって建てるケース】子育てがとても楽チン!or 苦痛!
新築を購入する年齢層は、だいたい0歳~5歳ぐらいの子どもを持つ家庭が多いではないかと思います。
ということは、その辺りの年齢層の子どもが周りに沢山いることになります。
【子育てが楽チンで楽しいケース】
とても子育てが楽になります♪なぜかというと、子育ての悩みもママ同士でできるし、子どもの遊び相手に疲れたりする中、誰かが外に出て遊んでいると、子ども同士で遊んでくれるのでとっても楽チンです!ママ同士も友達が近くにいる感じで、子どもを交えて遊んだりできます♪
【苦痛になるケース】
反面、人付き合いが苦手な性格な方、ご近所さんとの関係が上手くいかなくなった時や、性格が合わない人などがいると、とても苦痛になります。子どもが外に出でみんなと遊びたいと言えば、出ざる得ません。自分だけ家の中で、外から子ども達がワイワイ遊んでいる声や、大人達がおしゃべりしている声が少しでも聞こえてくるのがストレスになると、毎日の生活が苦しくなっていきます。
一概に言えない事ですが、袋小路になっている立地などは、比較的ご近所さんが群れる傾向があるように感じます。あまり人と関わりたくないタイプの奥さん、人見知りをしちゃう奥さんだったら、袋小路の立地は避けたほうがいいかもしれませんね。
母・姉の助言「ご近所さんとは仲良くなりすぎない方が良い」
これを書くか悩みましたが、情報として書こうと思いました。この助言に対して、私はよくわからず、仲良くして何が悪い!?と、どんな事が起こるのか、最初はわかりませんでした。
「その仲の良い関係が、何かのキッカケでそうじゃなくなると、毎日の生活が辛くなるから、ご近所さんとは、ほど良い距離感が大切やよ。些細な事でギクシャクする事も出てきたりするのよ。」
「各家庭の旦那・奥さん・子どもに対して、妬み嫉妬などがでてくる家庭もあるからね…自分の常識と、他人の常識は必ずしも同じわけではないからね…」
ご近所さんとは、ほぼ一生の付き合いになります。頻繁に顔を合わせる関係が、生活に入ります。そこがストレスの原因になると、日々の生活が本当に辛くなります。この母・姉の助言のように、ご近所さんとはベッタリではなく、ある程度距離感が必要ですねw
不動産会社はここでいいのか?
これに関しては、不安で事前に評判や会社の規模など、ネットで調べたり、周りの友人などに相談してみましたが、わからず、そのまま発注という事になりました。
結果、感謝することも沢山ありましたが、トラブルや、後々不親切だったなと思う事もありました。
ですが、他を経験した事がないので、これが悪い事例なのか、アルアルの話しなのかは、最後までわかりませんでした。
ただ、一つ言えるのは、家を建てる経過をこまめにチェックをしに行く事が重要で、これは違うと思ったなら、伝え修正してもらい、これを繰り返し、後悔しない家作りに近づけたのではないかと思います。
以上、土地と環境の確認事項でした!物件は日々変動しています。私も今の物件、頻繁にネットでチェックしていた方ですが、それでも数日あけた事により、新しい情報を知るタイミングが遅れ、蓋をあけると、もう既に4軒は、交渉に入っている状態、つまり検討できない物件がありました。幸い、南向きの欲しい所は大丈夫でしたが、早く見つけた物勝ち、問い合わせた物勝ちなので、毎日更新されていないか確認する事は重要です。要チェック!